fonfun(フォンファン)は10月1日、ネットブレーンのモバイル事業の全権利と人員を譲り受け、フォンファンのコンテンツ事業部内で継続していくと発表した。
フォンファンは、リモートメールやモバイルコンテンツの運用実績があり、大規模サービスを安定して提供することを得意としている。一方のネットブレーンは、モバイルコンテンツの企画から開発・運用までを一括して行い、ユーザー参加型のモバイルネットワークゲームを得意としている。
両社は、2006年2月6日にiモード公式コンテンツ「サッカーキング」の共同運営を開始。以降「オーナーズキング」「株ゲッチュ!」といったモバイルコンテンツを提供してきた。
今回の譲渡によりネットブレーンは、これまで自社で行っていた開発や運用の一部をフォンファンが担うことで、より企画に専念できるようになるとしている。また、これによりフォンファンも、より早いスピードでコンテンツのラインナップを増やすことができると判断し、今回の契約締結に至ったとしている。
なお、フォンファンがネットブレーンより譲り受けるコンテンツは、ドコモ、au、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの各キャリアで提供している、「サッカーキング」「オーナーズキング」「株ゲッチュ!」「叱る龍と誉める虎」「あまずっぱいキモチ」となる。
今後、フォンファンの新生コンテンツ事業部では、これまで両社が個々に担当していた役割の整理、保有しているノウハウの共有を行うことで、各スタッフの得意とする能力が、より発揮できる体制をつくるとしている。
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