モバイルサービス事業者向けのASPサービスなどを手がける兼松グランクスが10月1日、銀行系VCなど5社から1億6000万円を調達したことを明らかにした。ただし出資比率は公開していない。
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル、安田企業投資、りそなキャピタルが第三者割当増資を引き受けた。増資後の資本金は3億8000万円となる。
兼松グランクスは兼松のモバイルインターネット事業に関する戦略子会社で、2006年7月に兼松コミュニケーションズから分社する形で設立された。社員数は9月時点で41名。
コンテンツプロバイダに電子書籍配信システムや動画配信システムなどを提供しているほか、広告代理店業務も行っている。増資で得た資金はあらたなモバイルASPシステムの開発や広告事業の体制強化などに充てるとしている。
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