サムスン、「Tizen SDK for Wearables」を公開

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2014年03月18日 12時24分

 サムスンは、スマートウォッチ「Gear 2」やウェアラブルデバイス、そして「Tizen」OS向けにアプリケーションを充実させたいと期待している。

 サムスンは現地時間3月17日、「Tizen Software Developer Kit for Wearables」を公開したことを明らかにした。このSDKは開発者がスマートウォッチ用のアプリケーションを作成しやすくすることを目的にしている。

 しかし、開発者にとっては収益化の可能性を示すものかもしれない。何よりも、Tizenは新しいプラットフォーム(少なくとも一般的な普及という観点において)なので、開発者は「Android」や「iOS」のように、OSそのものの知名度を利用することができない。

 サムスンは声明の中で、「ウェアラブル技術の将来を形作るだけでなく、アプリケーション開発者、パートナー、消費者にとってより多くの可能性を広げていくことにも注力し続ける」と述べている。サムスンのGear 2および「Gear 2 Neo」スマートウォッチには主にフィットネス、ショッピング、ソーシャルメディア、ニュースなどのアプリケーションが揃っている。

 サムスンのスマートウォッチに本当に必要なものは、開発者が収入を得られ、Tizenへの関心が集まるようなアプリケーションだ。言葉を変えれば、サムスンは開発者がお金を生み出せる人気アプリケーションを必要としている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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