ブライトコーブがオンライン動画配信プラットフォーム「Brightcove 3」の日本語版を公開した。1カ月間の無料トライアルも実施している。
Brightcove 3は動画コンテンツやプレイリストの管理から、エンコーディング、プレーヤの作成およびカスタマイズ、アドサーバとの連携、動画視聴のレポーティングまで、インターネット動画に必要な機能を備える。
Brightcove 3は2008年8月から英語版が提供され、アサヒビールグループ、Sony Music、東京ガスといった企業サイトに採用されてきた。
ブライトコーブはグローバルで700社と契約を結んでいる。国内の顧客は30社だが、日本語版の正式リリースにともない、今後2年以内にブライトコーブのグローバルビジネスで10%のシェアを日本で獲得していくという。
米国BrightcoveのCEO、Jeremy Allaire氏は日本のオンライン動画市場について、「動画ビジネスはまだ黎明期。我々は広告サポートによる無料動画が立ち上がっていない時期に参入した。これは非常にいいタイミングだった」と述べた。
今後はAPIやSDKを公開し、パートナー企業がアドオンやプラグインを動画プレーヤーに追加できるようにする。半年前にデベロッパープログラムも立ち上げ、すでに150社が賛同しているという。GoogleやMicrosoft、ソーシャルネットワーキングサービス事業者、アドサーバ事業者などが活用している。
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