ゴールデンウィークが近づいてきたが、不況は今年のゴールデンウィーク休暇日数にも影響があるのだろうか?20代から40代のネットユーザー339名に調査を実施、回答を集計した。
現在仕事をしている人に、職場の業績は好調かを聞いたところ「平年よりかなり好調(2.8%)」と「平年より好調(4.6%)」を合わせた「好調」が7.4%、「平年並」が30.9%、「平年より不調(22.1%)」と「平年よりかなり不調(30.0%)」を合わせた「不調」が52.1%だった。
今年のゴールデンウィークに3日以上の連休を「取る」のは全体の48.4%。業績別に見ると、「好調」とした人では「平年並」「不調」の人よりも「取らない」との回答が20ポイント以上高かった。
連休を取る人の日数は暦どおりの5月2日〜6日と予想される「5日間(39.6%)」が最多で、以下、「4日間(13.2%)」「9日間以上(11.3%)」と続いた。平日休みを追加すると思われる連休は業績が「不調」の人に多く、「平年並(25.0%)」を大きく上回る50.8%が6日間以上の連休を取る予定としていた。
なお、「好調」の人で6日間以上の連休を取る予定があるのは0.0%。不況の影響を受けている職場では今年のゴールデンウィークは長めの連休が取れるようだ。
また、有給休暇が取得できる職場に勤務する人に有給の消化状態を尋ねると、「半分以下しか消化できていない」が34.2%で最も多く、「まったく消化できていない(20.1%)」と合わせると半数以上の人が有給消化率半分以下という結果となった。
なお、業績が「不調」とした人でも、やはり半数以上が有給消化率半分以下だった。今年のゴールデンウィークは長めに連休が取れても、日常的に有給休暇を使える人はそれほど多くないようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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