「就職祝い」を贈る機会が増えてくるこの季節、お祝い金の相場や喜ばれるプレゼント品について20代から50代のネットユーザー455名に調査、回答を集計した。
男性に現金や商品券以外で就職祝いのプレゼントをあげるとしたら何にするかを問うと、「ネクタイ(35.2%)」が最も多く、女性(41.1%)と30代(45.7%)では40%以上が「ネクタイ」を選択していた。2位は「名刺入れ(16.7%)」で、以下「時計(9.0%)」などは10%に満たなかった。
20代では他の世代で選択する人が少なかった「高級ボールペン(16.1%)」が2位に入っていたが、1番就職祝いをあげる相手に近い年代の20代が選ぶということは、社会人として良質なボールペンを持っているといいと感じたことがあったのかもしれない。
一方、女性への就職祝いは、「アクセサリー(23.3%)」がトップ。「時計(15.6%)」「名刺入れ(13.8%)」が上位にきているのは男性へのプレゼントと同様だが、女性の方が「時計」の割合が6.6ポイント高く、上位3位の数値は男性ほど差が大きくなかった。
また、その他の意見で「ハンカチ」「化粧品」「ブックカバー」などがあがり、男性へのプレゼントよりもバリエーションが豊富な傾向がみられた。
就職祝い金の適切だと思う相場は、子どもや兄弟など近い親戚に対しては「1万円(50.3%)」「3万円(22.4%)」、遠い親戚へは「1万円(43.3%)」「5,000円(40.4%)」、友人・知人では「5,000円(39.1%)」「1万円(32.5%)」「5,000円未満(22.6%)」あたりが主流のようだ。
現金・商品券以外で1番もらって嬉しかった就職祝いを自由回答で聞いたところ、「時計」が最も多かった。他、「バッグ」「万年筆」「ネクタイ」「スーツ」が多く、「財布」「アクセサリー」「印鑑」「名刺入れ」が1番嬉しかったとした人も複数いた。
また、「万年筆」をあげた中に20代の回答者はなかった。就職祝いにあげたいもの上位に「高級ボールペン」があるように、若い人には万年筆よりも質の良いボールペンの方が実用的で喜ばれるのかもしれない。もし、就職祝いの品選びで相手の好みがわからないときは、「オーダーシャツの券」などもよさそうだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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