NTTとNTTレゾナントは2月17日、ユーザーの感覚的なニーズに合ったコンテンツを推奨するサービス「ぐにゅナビ(goo new navigation)」の実証実験を開始した。NTTレゾナントが運営するハリウッド映画作品配信サービス「シネマ・コンプレックス」上で、8月31日まで実施する。
ぐにゅナビは、NTTサイバーソリューション研究所が開発した「感性解析技術」と、NTTレゾナントが開発した「コンテンツナビゲーション技術」を組み合わせたもので、ユーザーが指定した検索条件に加え、ユーザーのプロファイルやサイト操作履歴情報、ブログ記事から抽出したコンテンツに関わる感性表現を利用することで、ユーザー自身の潜在的な嗜好を把握し、コンテンツを推薦するサービス。
実験では、ユーザーのプロファイルやサイト操作履歴、指定したキーワードに合った映画作品のほか、ユーザー自身が気づかず潜在的に抱いている嗜好にあった映画作品を、シネマ・コンプレックスが提供する約500本の映画作品の中から推薦する。
同実験により、NTTはぐにゅナビの有用性および有効性を検証し、NTTレゾナントは利用動向やユーザーの意見をもとに、ビジネス性の評価、検討を行うとしている。
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