12月中に発売される、特別版の「Windows Vista Ultimate」を購入すると、その売り上げの一部は、アフリカでのAIDS撲滅に取り組む「Product Red」へと提供されることになる。
このProduct Red版のWindowsは、まったく新しいものというわけではなく、すでに2008年に入って、Dellの特別モデルにて提供が開始されていたものだ。アフリカでHIVおよびAIDSにかかった女性や子どもたちのための慈善事業を支援することに加えて、Vistaの特別なRedバージョンには、特別テーマの壁紙やサイドバーガジェットが含まれる。
Microsoftは11月、Product Redが、オンライン音楽ベンチャーの「RedWire」を立ち上げる際にも、サポートを提供している。
Microsoftの非常勤会長職であるBill Gates氏は、Product Redの活動を支援する上で前向きだったが、実際にMicrosoftが、Product Redに参加するまでには、やや長い道のりがあった。すでにAppleは、Microsoftに先駆けて、Product Redスペシャルエディションの「iPod nano」を、数世代に渡って販売してきた。
Vistaが特別版として提供されるのは、Redが初めてではない。すでに日本では、Microsoftが、VistaとOfficeを、特別にピンクカラーのバンドルで販売したことがある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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