既に予約が開始され、10月30日からは窓口販売もされる今年の「年賀はがき」。メールが普及した現在において、年賀はがきの人気はどうなのか?意識調査を行い、20代から40代を中心とする男女421名の回答を集計した。
去年、年賀はがきや年賀メールを出したか?と聞いたところ、全体では「出した」が72.2%。20代では52.8%とやや低いが、他の年代ではいずれも7割を超えている。
はがきとメールのどちらを出したかについては、20代で「はがきのみ」が28.6%と、若い世代のはがき離れも伺えるが、全体では「はがきもメールも両方」が46.4%、「はがきのみ」は48.4%で、「メールのみ」はわずか5.3%。年賀はがきを出していない人はほとんどいなかった。
今年の予定を聞いてみると、「年賀はがきや年賀メールを必ず出す」としたのは42.0%、「おそらく出す」も34.9%で、あわせると全体の77.0%が「出す」と回答。20代では58.5%とやや低いものの、他はいずれも8割前後が「出す」と答えた。
「はがきとメールのどちらを出す予定か?」の問いには、「はがきもメールも両方」が47.8%、「はがきのみ」は46.0%、「メールのみ」はわずか6.2%で、去年の比率とほぼ同じだった。
年賀はがきが届いたとき、嬉しいと感じるか?と聞いたところ、「非常に嬉しい」が29.9%、「どちらかといえば嬉しい」が53.4%で、あわせると全体の83.4%もの人が「嬉しい」と回答。
「非常に嬉しい」の割合を男女別に見ると、女性は男性を約23ポイント上回っていた。また、年代別では20代でも 26.4%が「非常に嬉しい」としている点に注目。年賀はがきを出さない人が多い20代でも、もらうのは楽しみなようだ。
一方、年賀メールについては、「非常に嬉しい」が16.4%、「どちらかといえば嬉しい」が56.8%で、あわせると73.2%で、年賀はがきよりも10 ポイント低い。
「非常に嬉しい」とした比率を性別に見ると、年賀はがきでは36.4%だった女性もメールは20.3%にとどまり、年代別ではいずれも 15〜20%程度。メール全盛の現在においても、年始にもらってうれしいのは「年賀はがき」。人気は健在のようだ。
調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。
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