ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
「またか!」と思った人も多いだろう。人気RPG『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の発売日がまたもや延期された。当初は2007年発売予定だったが、その後2008年へと延期、そして今回は2009年3月までの発売延期が発表された。『ドラクエシリーズ』の発売延期は過去にも度重なり、すでに慣れっこになっているファンも少なくないようだが、ここはあえて「発売延期は何回まで許せるか」という主旨で意識調査を行ってみた。
調査対象は20代から40代を中心とするネットユーザー男女397名。うち「ニンテンドーDS」を所持しているのは179名、45.1%(『星空の守り人』はシリーズ9作目にして初めて、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」で発売予定)。
『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』に「とても興味がある(9.8%)」「興味がある(16.6%)」と回答した計105名に「延期は何回までなら許せるか」を聞いたところ、最も多かったのは「6回以上でも許せる」の28.6%。延期を『当然』または『恒例』として捉える余裕に加えて、「それでも欲しい」という期待も大きいのだろう。続いて「2回までなら」が24.8%、「1回までなら」が22.9%となり、「3回まで」「4〜5回まで」も含めると全体の92.4%が延期を「許せる」と回答していた。
性別・年代別に見ると、「6回以上でも許せる」が男性と20代、30代では30%を超えており、新作への期待が特に大きい様子が伺えた。
「実際に発売されるのはいつになると思うか」への回答では、「2010年以降」が最も多く28.5%。発表通りの「年明け」を予想する人は23.2%に過ぎず、残りの76.8%はさらに延期されるとの見解を示した。
ちなみに「過去に何かを購入するために並んだことはあるか」の質問には、52.6%が「ある」と回答。自由回答では、「福袋」「特売品」「人気スイーツ」「ガソリン」「チケット」などに交じって「ドラクエシリーズ」も目立ち、行列経験者の6.7%を占めた。
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