ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会員をパネラーとするリサーチ結果を発表した。
環境問題への取り組みとして、スーパーなどで使用するレジ袋を有料化する動きが各地に広まっている。
某大手スーパーでは2002年から具体的な取り組みを始め、2006年度には石油に換算して3,197キロリットル分(200リットルドラム缶で約15,984本分)のレジ袋削減に成功したとか。
こうしたレジ袋の有料化について、ネットユーザーはどう考えているのか。20代から40代を中心とする男女437名の回答を集計した。
「レジ袋有料化」については、「賛成」が58.4%、「反対」が41.6%で、賛成派がやや優勢。性別に見ると賛成派は男性が52.3%、女性は64.7%で、女性のほうが有料化には前向きな様子だ。年代別では20代の賛成派が50.0%と、他に比較してやや低い。
「普段良く利用しているスーパーのレジ袋は有料化されたか」では、「まだ有料化されていない」が79.9%と半数以上。客足の変化を懸念してか、大手以外ではレジ袋有料化になかなか踏み切れないスーパーも多いようだ。
「普段良く利用しているスーパーのレジ袋が有料化された場合、その店の利用頻度に変化はあるか」聞いたところ、「変わらず利用」と回答したのは全体の 55.0%。
「多少利用頻度は減ると思う」が37.0%、「利用しないと思う」は8.0%で、両方を合わせると半数近くにあたる45%が、利用頻度が低下するとの見通しを示した。性別・年代別に見ると、「変わらず利用」が最も多いのは女性で59.2%、逆に最も低いのは20代の40.5%だった。
レジ袋有料化に対する意識別に見ると、賛成派では77.0%が「変わらず利用」と答えたのに対し、反対派での同回答は29.6%と大きく差が出た。
反対派では「多少減る(56.8%)」と「利用しない(13.6%)」の合計が70.4%にのぼっており、意識の違いがそのまま行動に現れる様子が伺える結果となった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力