シード・プランニングは6月26日、SSD(Solid State Drive)と競合する小型HDDやフラッシュ、メモリメディアに関する市場動向調査を実施、結果を「2008年版SSDと競合メディア(小型HDD、メモリカード、USBメモリ等)の最新市場動向」にまとめたと発表した。
調査によると、2007年のSSD市場は世界出荷台数が200万台、国内出荷台数が35万台となっている。2008年以降は前年比3倍と急成長、2015年には世界出荷台数が2億8800万台、国内出荷台数が2100万台と予測している。これに伴い、ノートパソコンの記憶媒体は小型HDDからSSDへとシフト、2015年にはSSDの搭載率が32%と予測している。
SSDのメーカー別シェアをみると、大手ノートパソコンメーカーに出荷しているSamsungが80%以上を占め、そのほかSanDisk、Intelの3社が市場を独占するとしている。
調査は2007年11月〜2008年1月、NAND型フラッシュメーカー4社、HDDメーカー4社、メモリカードメーカー2社、メモリベンダー1社、SSD搭載企業3社を対象に訪問調査およびオープンデータを基にしたもの。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」