CNET News.comは、Yahooが米国時間6月12日、検索結果の横にGoogleのテキスト広告を表示する件に関して、待望の提携発表を予定しているほか、同社技術部門のエグゼクティブについて、新人事の発表が予定されているとの情報を入手した。
Googleとの提携は、すでに4月に2週間のテストが実施され、その後も開発が進んでいたが、Yahoo検索の売り上げを伸ばす効果が期待されていた。しかしながら、この計画に通じたある情報筋の話では、両社の提携効果が必ずしもすぐに表れるわけではないので、おそらく投資家は、2009年までは劇的な業績の向上を期待することはできないとの分析を伝えている。
Googleとの広告分野の提携は、現在、Microsoftからの買収案や、物言う株主のCarl Icahn氏の策謀との闘いを強いられているYahooにとって、進行中の唯一の変化というわけではない。Yahooは、少なくとも2名のエグゼクティブの辞職という問題を抱えているところである。
Yahooのネットワーク部門エグゼクティブバイスプレジデントであるJeff Weiner氏は、まもなく辞職し、別のシニアエグゼクティブもYahooを去ろうとしていると、この情報筋は明らかにしている。
同社技術部門は、とりわけYahooを他のウェブアプリケーションの基礎に据えようとするYahoo Open Strategy(YOS)の取り組みや、Yahooのインフラストラクチャを支える役割を担っている。
Yahooは、本件に関するコメントを拒否している。
この情報筋は、Yahooのグローバルパートナーシップ部門エグゼクティブバイスプレジデントで、Yahooの製品売り上げを向上させる取り組みの先頭に立ってきたHilary Schneider氏が、Weiner氏の代わりを務めることになると語った。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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