サイバーエージェントは9月8日、高品質かつスピーディーな広告動画制作を目的とした、撮影・収録・編集専門スタジオ「STUDIO CRAV(スタジオ クラヴ)」を開設したと発表した。
動画広告市場は、2016年には前年比1.6倍となる800億円に達すると予測されており、直近の同社広告事業における動画広告売上高は、前年同四半期比で約3.5倍で成長しているという。また、市場規模の拡大とともに広告効果の高いクリエイティブが求められており、STUDIO CRAVの開設に至ったとしている。
同施設では、多様な商品・人物撮影に対応できる白ホリスペースのほか、居住空間やニュース・トーク番組などの撮影が可能なハウス&番組スペース、ナレーションや音楽などの収録スペースを完備。今後需要の高まりが予想される「縦型動画」や「360度動画」、「VR」、「アニメ(CG)」などのコンテンツ動画制作にも対応する。
今後は、独自のストック動画サービスや画像解析技術、3DCGを活用したバーチャルスタジオの開設も視野に入れ、よりスピーディーかつ高品質な動画広告、番組を提供する環境、人材、サービスの開発と拡充を図るとしている。
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