トランスコスモス、広告クリエイティブ向けプラットフォーム「Raccoon」をリリース

 トランスコスモスは6月15日、広告クリエイティブ関連業務をワンストップで管理・共有できるクリエイティブプラットフォーム「Raccoon」をリリースした。

 Raccoonは、デジタルメディアによる広告クリエイティブの一元化、制作・管理効率の向上、配信されたクリエイティブと実績データの蓄積・活用を目的として開発。クリエイターズマッチが提供する「AdFlow」、「AdFlow Banner Pool」および、トランスコスモスが開発した広告配信実績データベース「Discover」をシームレスに連携することで実現している。

 インフィード広告やダイナミック広告では、クリエイティブが広告パフォーマンスを大きく左右する要因のひとつになっており、クリエイティブワークにおけるPDCAサイクルの高速化が求められている。

 同社では、「クリエイティブ制作業務の効率化」(トランスコスモス調査で最大40%削減)、「広告配信後のクリエイティブと実績データの管理・蓄積」、「蓄積されたデータの分析・ナレッジ活用」の3つの機能を備え、クリエイティブ品質の向上、配信面・セグメントごとのクリエイティブを最適化する。

「Raccoon」を共同利用することでPDCAサイクルを生み出すことが期待できる
「Raccoon」を共同利用することでPDCAサイクルを生み出すことが期待できる

 また、トランスコスモスと顧客企業が「Raccoon」を共同で利用することで、広告の目標や課題に対する互いの意識をすり合わせ、良質なコミュニケーションのもと、より効果的なPDCAサイクルを生み出すことが期待できるとしている。

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