アウンコンサルティングは6月5日、世界40カ国の5月末時点でのFacebook人口の推移をまとめ、発表した。
1月の調査では、40カ国のうち日本を含む13カ国で月間アクティブユーザー数が減少に転じ、Facebook離れが懸念された。Facebookが報告した3月末期(Q1)の月間アクティブユーザー数によれば、月間11億1000万人、日間6億6500万人と前期をわずかに上回っており、モバイルユーザーの比率は前期比20%増の1億8900万人に増えているという。
今回の調査では、15カ国のFacebook人口が前回より減少。前回調査で10.97%減と大幅にFacebook人口を減らした日本は、今回0.03%の微減となった。
減少していた15カ国は日本、韓国、中国、シンガポール、サウジアラビア、オーストラリア、アメリカ、ロシア、イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、デンマーク、スウェーデン。
フランス、オランダ、ノルウェー、南アフリカの4カ国は増加率1%未満と低い水準にとどまった。前回調査で42.12%増とトップだったベトナムは、今回も27.02%増と引き続き伸びを見せた。
40カ国中のFacebook人口上位5カ国は、前回と変わらず1位米国(1億5928万人)、2位ブラジル(7176万人)、3位インド(6428万人)、4位インドネシア(4797万人)、5位メキシコ(4271万人)となった。
上位5カ国の人口比率を見ると、インドネシア、米国、メキシコ、ブラジルでは20~50%と高い人口比率になっているのに対し、インドはわずか5.18%であることから、今後のさらなる増加が期待されるとしている。
調査は5月31日、OECD加盟主要国を中心に抽出したGDP上位40カ国を対象にFacebookが各国に配信できる広告のリーチ数をもとに集計した。
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