使ってますよ。大学2年の頃から使っていますので、普通にヘビーユーザーですね(永山さんは24歳、新卒2年目だという)。始めたころは誰も友達がいなくて、mixiのTwitterのコミュニティでフォローしてくださいみたいな書き込みとかしてました(笑)
やっぱり絵文字が大きいですね。ハートの絵文字が1個あるだけで140文字が400文字くらいの価値になりませんか?
あと個人的に気に入っているのは過去の会話の履歴が追えるところです。「>>(ユーザーのニックネーム」をクリックすると返信元のコメントがビローンと表示されるところですけど、そこはけっこう気に入ってますね。
あとはTwitterだと画像のアップロードが面倒くさいじゃないですか。画像を見るためにURLをクリックして遷移するのも面倒くさいと思っていたので、ストレスがないようにしたいと思っていました。
Amebaなうは操作を簡単にしつつ、だけどダサくならないように気をつけています。独り言をぶつぶつとつぶやくのって、いまでこそTwitterが流行ってますけど、たぶんもともとは恥ずかしい行為だったと思います。
だから本当に1人でしゃべっている感じにならないように、深刻にならないように、ダサくならないように、かなり気を遣いましたね。
「フォローする」という用語も、ウォッチするとか、チェックするとか、読者になるとか、いろいろ考えたんですけど、ダサくならないように英語の文字にしました。「返信」じゃなくて、英語の「Re」にすることで恥ずかしさを軽減するというか、「私、そんな恥ずかしいことしているわけじゃないのよ? 何か?」みたいな感じにしています(笑)
そもそもユーザー層が違うと思っています。Twitterは知らない人のつながりが多い、でもmixiボイスはリアルで面識のある人のつながりで、Amebaなうはその間くらいかなと思います。
mixiボイスって書き込めない人は絶対書き込めないと思うんです。全員に知られてしまうし、ボイスだけ読まれたくないからマイミクを切るとかもできない。Twitterは知らない人同士が、同じ話題や趣味でつながることが多いですね。
Amebaなうはネット上でピグなどを介して知り合った人同士が楽しくコミュニケーションをとれて、かつ、ブログを発信しているユーザーが多いので、自分の発信能力もあり、書くことに抵抗がなく、ネット上のお付き合いもできる人が多いんじゃないかなと思います。Twitter以上、ボイス以下のコミュニケーションという感じですね。
ユーザー層は若い子と主婦が多いですね。いまは女性の方が多いです。もともとのアメーバのユーザーが女性が6割以上なので、そうなるとそのままAmebaなうに流れてくるのも女性になりますね。若い子が深夜に携帯電話から更新するという利用の仕方もあるようです。
それはそれでいいと思いますよ(笑)AmebaなうのiPhoneアプリもリリースする予定です。いま要件を決めているところなんですけど、それもまたTwitterよりは簡単にしようとしています。
……大丈夫だと思いたいところですけど、がーっと盛り上がってそのまま伸び続けるか、それとも下がっていくか、いまは瀬戸際だと思うので、機能追加を怠らないでいこうと思っています。
いまは基本機能を出したばかりですが、Twitterに劣っているところもあるので、ユーザーの動向を見ながら機能を追加していきたいと思っています。ユーザーがこうやって使っているから、「じゃあ検索機能が必要だね」とか、「ブログに移行させる機能が必要だね」とか、いろいろやりたいですね。
ユーザーの間で流行って、楽しく使ってもらって、生活に溶け込んでいければと思っています。
一応考えていますが、まだ模索している段階です。でも年が明けたら何もかも変わっているかもしれません。とにかくスピード速いですから。PC版のリリースも1週間前倒ししましたし。
Amebaなうモバイル版のリリースが終わった翌日、その報告のミーティングで「っていうか、PC版ももう出してもいいんだけど」みたいな話になって(笑) プロジェクトのメンバーに「明日出すことになりました」って伝えたら、「えー!無理」みたいな感じでしたが、どうにか出せました。本当にこの2週間で3歳くらいふけましたよ。
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