大きくあげて3つあります。
MakeShopに加入すれば、単にショップが作成できるだけでなく、雑誌掲載、オンラインでの広告、さらには海外展開までワンストップで行えるのが特徴です。
韓国でNO.1のポータルサイト「NAVER」内の検索ポータルサイトにも出店できます。オークションとも提携ができ、ヤフー内にショップを入れることもできます。MakeShopを使えばオークションにも無料で出せるのです。
ポータルにもオークションにもMakeShopの管理者画面から、サイトごとに登録しなおさずにそのまま複数のオークションに出店できます。そのためには、各オークションサイトからソースを渡してもらわないとできないので、MakeShopだけの強みです。
私たちがデータベースを持っているわけですが、そのデータベースを使ってどのぐらい広告をしてあげられるかです。後の述べますが、日本、中国、米国など、海外でも売れるようにしています。海外まで展開できるのは、韓国ではコリアセンターが初めてだと思います。
日本だとモールなら楽天、オークションならYahoo!など、大手が抑えています。一方で韓国は、ここにいけばファッションのショップ、といった専門のモールが非常に大きく、ポータルも無視できません。だから、そういうショップを持っているわれわれと一緒に提携してくれる。
最初は大変ですが、1回どこかの会社と提携を持てれば、あとは難しくはありません。最初は、われわれもオークションとは提携ができないと思っていましたが、今では逆にオークションサイト側から話が来ます。最初が一番重要だということです。
ただ、韓国では1位から4位のポータルが同じレベルでいるので、他社との連携がしやすい事情があります。日本では同じようにやるのは難しいかもしれませんね。
韓国ではアフェリエイトはあまりはやっていません。効果もあまりないのです。ただ、キーワード広告は、盛り上がっています。日本でもっともオーバーチュアが強いのはYahoo!ですが、韓国でポータルとしてはYahoo!はそれほど強くありません。韓国でのNO.1は「NAVER」です。「NAVER」がオーバーチュアのような事業を始めます。MakeShopは、その特約店にもなっています。
1つショップをお見せしましょう。これは洋服を売っているショッピングモールですが、日本から見たらショップに見えないかもしれません。日本はSEO対策などもあり、文章(テキスト)が多い傾向にありますね。ページ自体をわざと白くして、余分なものを全部なくしているんです。いまは1つのショッピングモールというよりも、ショップに見せないように、1つのドラマやミュージックビデオのようにしてショップをつくっています。
韓国は、SEOの重要性を分かっていないわけではありません。ただ、お客様が買うときに一番必要なものは、“言葉よりも絵”なんです。全部イメージなんです。韓国では、ほとんどのショップがテキストはあまり書きません。“モノ”を買おうとするとき、イメージを見るからです。それは、日本でも同じだと思うのですが。
動画専門のショッピングモール「MallTB」があります。内容がおもしろければ多くの人が見るので、映像の中に自分たちのショップのキーワードやURLなどを入れます。関連商品なども出るようにしています。これらのショップの参加料は、MakeShopに入っていれば無料なので、動画を作っているほとんどのショップが参加しています。
映像は、MakeShopならつくるのが簡単です。ほかに編集ソフトを買わなくても、ウェブで撮影した映像や画像を編集できるんです。モザイクをかけたり、何秒表示させるかなどの編集をして映像をつくれます。動画ショッピングモールは、特許を取得しています。
やはりマーケティング重視でやっているのがいいのだと考えています。教育さえすればショップを作ること自体はできます。でも、ショップは、作った後が一番重要なのです。ですから、自分がショップをつくったら何がしたいか。自分がショップをもっていれば、どこにお金を出すんだろうと考えて提携をします。
単にショップを作るだけでなく、広告まで含めてワンストップでできる。そこまでやっている会社が実際にないので、MakeShopはまだ成功かどうかわかりませんが、成功に近づいているのだと思います。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する