7月21日~7月27日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
夏が始まってすぐに猛暑に見舞われている日本。こうした暑い日、人間は熱中症にならないよう、水分や塩分の補給、過度な運動をしないことなど注意が必要だ。そして人と同様に、炎天下でのiPhoneなどの使用にも注意した方がよいだろう。
人は水をかぶるなどして冷やすこともできるが、残念ながらiPhoneやiPadは防水ではないため、日陰で休ませるしかない。猛暑では熱に対する配慮をしつつ、急な雷雨に見舞われたときも注意しておきたい。
数秒で全身がびしょ濡れになるような激しい降り方が増えてきたように思われるが、ポケットにiPhoneを入れっぱなしにしていたなんてことがないように気をつけよう。それでは、1週間のニュースを振り返っていこう。
Appleは米国時間7月21日、2015年第3四半期決算を発表した。例年、この期の決算は1年を通じて最も売上が落ち込む四半期だ。主力であるiPhoneが発売されてから1年近くになり、台数が落ち込んでくることも影響する。
しかし今年は、iPhoneの成長が引き続き観測できる結果となった。iPhoneの販売台数は前年同期比で35%増加し4750万台、売上高も59%増加した。台数に関してはアナリストの予測を200万台ほど下回る結果となり、Tim Cook CEOはiPhoneの擁護に時間を割くことになった。
iPhoneが占める売上高は、四半期全体の63%にのぼり、Appleのビジネスにとって非常に重要な「指標」といえる。またMacやApple Watchなど、iPhoneの売上を後押ししたり、iPhoneを前提とした製品作りにシフトして成果を上げていることも、iPhoneの販売台数に注目すべき理由といえる。
台数が予想より少なかったことはネガティブな要素ではあるものの、前年同期と比較すると、台数の増加以上に売上高が伸びるという、スマートフォン市場の動向とは逆行する結果も明らかになった。これはハイエンドスマートフォン市場で競合する他社にとって、悪いニュースかもしれないが、業界の利益に占めるAppleのシェアの高さを裏付ける数字となる。
Macも470万台を売り上げ、iPhoneと同様に四半期で過去最高の販売台数を記録する。一方のiPadの販売台数は1090万台で、前四半期、前年同期の両方と比較して減少している。
アップル、第3四半期決算を発表–「iPhone」売上高59%増(7/22)今回の決算では、Apple Watchの売れ行きに関する何らかの発表がなされるのではないかとの期待に対し、Tim Cook氏は具体的な数字を明かさなかった。ただ「初代iPhoneやiPadよりも順調」というコメントを寄せている。
アナリストの予測によると、Apple Watch発売からの販売台数は、285万台から570万台まで幅があり、平均は約400万台となっている。
Appleの決算上では、Apple Watchは「その他の製品」に含まれており、このカテゴリの増加率は前四半期と比較して56%、前年同期と比較して49%となっている。増加分にApple Watchが含まれるとすれば、今後も少なくない影響を与えることが予測される。
Apple Watchそのものの台数については未だ分からないが、スマートウォッチ市場の牽引役になったことは間違いないようだ。米国の調査によると、全世界のスマートウォッチ市場で、Apple Watchは75%のシェアを獲得しており、この様子は確かに、登場した当初のiPhoneやiPadの存在感に似ている。
「Apple Watchの滑り出し、初代のiPhoneやiPadより順調」–アップルのクックCEOが発言(7/22)Apple Musicが登場して間もなく1カ月がたとうとしている。サービス開始時に登録した人は、あと2カ月の無料試用期間が残っていることになるが、この1カ月で音楽ライフは何か変化はあっただろうか。
登録した日から3カ月が無料期間であるため、じっくり試しながら見極める、というスタンスもいいだろう。
個人的な第一印象は、日々増加し続けるエディターが選んだプレイリストをレコメンドで楽しむというスタイルは、音楽との出会いに発見があり、楽しめるものだった。
「Apple Music」レビュー(前編)–インターフェースの操作感とライブラリ管理の仕組み(7/24)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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