そうそう、透明なパーツにカラーライトっていうと以前紹介したキーパッドが透ける新素材ケータイってのがありました。あちらも大手メーカーのアイデアをインスパイアしつつ、他社にない機能ということで数字キー部分を透明にしちゃった意欲的なモデルだ。透明数字キーパッド部分はなんと11色に変化するという、暗闇で映えるケータイだったのだが、今回C58を紹介するにあたって久しぶりに実機を持ってきてみた。
2台を並べるとどっちも透明なスケルトンパーツがあるわけだが、よーく見ているうちにアイデアがひらめいた!ディスプレイが透明なC58と、数字キー部分が透明なMJ88。ならばこの2台を合体させたら「完全スケルトンケータイ」が出来上がっちゃうのではないだろうか?
実際はSIMカードと電池を入れる部分が必要なので全身スケルトンは無理だろうが、選択キーと発着信キー部分だけは妥協するとして、写真を合成してみるとこんなケータイの想像図が出来上がった。こんなスケルトンケータイ、欲しい人がいるかどうかわからないが筆者に資金があればぜひ作ってみたいと思う。とゆーかこの連載を見ているトンデモメーカーの方がいたら、ぜひともこれ作ってみて欲しい。もちろん売れなくても責任は持てないけどね(笑)。
なお電池については燃料電池が実用化されれば電池そのものが液体=透明だからスケルトンケータイは作ろうと思えば作れないことはないのだ。実際に海外の展示会で大手企業が燃料電池スケルトンケータイのコンセプトモデルを展示したこともある。果たして世界初のスケルトンケータイはどこの国から出てくるのだろう?筆者の予想は……やっぱりきっと中国だよなーと思うのだがどうだろうか?数年後を楽しみにしたい。
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