台湾のNASメーカーSynologyは4月14日、最新のクアッドコアCPUを搭載した「DiskStation DS1515」を発表した。
DS1515は、拡張可能な5ベイNASだ。中小企業向けの製品で、成長に合わせて拡張できるようになっており、eSATAで2台の拡張ユニット(DX513)をつなぐと15ベイまで拡張できる。Amazon.co.jpでの価格は9万2800円で、4月15日から出荷開始予定だ。
CPUに最新のAnnapurna Labs Alpine AL-314(クアッドコア)を採用。また、フェイルオーバーとLink Aggregationを備えた4つのギガビットLANポートを搭載する。Link Aggregation が有効になった状態で、読み取り速度は403.77Mバイト/秒、書き込み速度は421.85Mバイト/秒を実現するとしている。
また、DS1515はネットワークが突然切断してもサービスを続行できるSynology High Availability技術を採用している。アクティブサーバと受動サーバを1つのクラスターにまとめ、後者が必ず前者をミラー化するようにするもの。メインのサーバが突然故障した場合は、受動サーバが直ちにその役割を引き継ぐことで、予期せずネットワークが故障した場合の冗長策も準備している。
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