ディーアンドエムホールディングスは6月15日、マランツブランドから7.1ch AVアンプ「NR1607」を発表した。高さ105mmのスリムデザインながら、実用最大出力100W、全チャンネル同一構成の7chフルディスクリート・パワーアンプを搭載し、Dolby AtmosとDTS:X(購入後アップデート予定)に対応する。発売は7月中旬。税別価格は8万5000円になる。
NRシリーズは「リビングに置けるスリムなAVアンプ」をコンセプトに、2009年に登場。以来モデルチェンジを重ね、新モデルのNR1607で8世代目になる。
NR1607では、高さ105mmのスリムデザインはそのままに8入力、1出力すべてのHDMI端子が4K映像コンテンツに用いられる著作権保護技術「HDCP 2.2」、そして、映像のダイナミックレンジを拡張する新技術「HDR」や従来のHD映像の2倍以上の広色域表現を可能にする「BT.2020」のパススルーもサポートするなど、最新装備を施した。
Wi-Fi、Bluetoothに対応し、Wi-Fiは2.4/5GHzのデュアルバンド対応。DSD(5.6MHz)、FLAC、WAV、AIFF(192kHz/24bit)、Apple Lossless(96kHz/24bit)ファイル再生に対応したDLNA1.5準拠のネットワークオーディオプレーヤー機能を備える。
サイズは高さ105mm×幅440mm×奥行き376mmで、重量約8.3kg。専用アプリ「Marantz 2016 AVR Remote」をインストールした、スマートフォンやタブレットから、操作や設定が可能だ。
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