ディーアンドエムホールディングスは5月30日、マランツブランドのHi-Fiオーディオシステム6000シリーズより、プリメインアンプ「PM6006」とCDプレーヤー「CD6006」を発表した。
マランツの6000シリーズは、欧州のオーディオ誌「What Hi-Fi? Sound and Vision」のレビューで、最高評価であるファイブスターを10年連続で受賞するなど、ベストコンビネーションのHi-Fiオーディオシステムとして、欧州市場での評価を確立しているという。
PM6006は、パワーアンプドライバ段のパワートランジスタを大型化し、瞬時電流供給能力を42%アップさせることで、スピーカの駆動力を向上。ハイレゾ対応デジタル入力は、同軸1系統と光デジタル2系統を備え、最大192kHz/24bitのPCM入力に対応した。
デジタル入力回路は、アナログ回路に影響を与えないよう、専用のシールドボックスに封入。デジタル回路の電源ラインには、導電性ポリマーコンデンサーを用い、高周波ノイズを低減した。デジタル入力を選択していないときには、デジタル入力回路への電源供給を停止する設計で、アナログ入力の音質に影響を与えないという。
CD6006は、D/Aコンバータ、シーラスロジック「CS4398」を搭載したD/A変換回路に加え、マランツの高速アンプモジュール「HDAM」および「HDAM-SA2」のアナログ出力回路など、高音質設計を継承した。
ハイスルーレートオペアンプとHDAM-SA2型のディスクリート高速電流バッファーアンプを組み合わせたヘッドホンアンプを搭載し、新たに3段階のゲイン切り替え機能を搭載。接続するヘッドホンのインピーダンスや能率に合わせて、ゲインの設定が可能だ。
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