韓国のSNSサービス「Cyworld」の会員が2月5日、大台の2000万人を突破した。
2001年にミニホームページサービスを開始した同サービスは2004年10月に会員数1000万人を超え、その後1年4カ月ぶりの2000万人突破となった。Cyworldを運営するSK Communications(SKC)によると、会員が1000万人を突破してからしばらくは「1日平均2万人ずつ」会員が増えてきており、最近に入っても「1日平均1万人程度の新規加入者がいる」(SKC)ということだ。
Cyworldのこうした活躍ぶりは、既に各メディアを通じて海外にも報道済みではあるが、これが最近教科書にまで掲載されることで話題となっている。
掲載されるのは、米国の大学で使われる経営学の教科書「Information Systems Today: Managing in the Digital World, 3rd edition」(Prentice Hall出版)だ。
ここでCyworldは、米国でもっとも人気のSNSサービス「MySpace」とともに急速に成長しているSNSサービスとして紹介されている。とくに人口あたりの高い普及率はもちろん、ミニホームページを飾るのに必須のデジタルアイテムという独創的なビジネスモデルを通じ1日平均30万米ドルを売り上げているという点。これにより1年を通じた1人あたりの売り上げも7米ドル程度と、広告中心の売り上げ構造を持つMySpaceによる、1年を通じた1人当たりの売り上げ2.17米ドルより相対的に高いと評価された。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス