XDA DevelopersのMishaal Rahman氏が、長年の懸案を解決する可能性のある機能を「Android 14」に発見した。これは「Advanced Memory Protection」と呼ばれるもので、これによりメモリー安全性の脆弱性に対処できるかもしれない。
メモリー安全性の脆弱性とは、要するに、アプリケーションがデバイスのメモリーを扱ったり利用したりする方法に関する問題だ。
この種の問題が存在すると、割り当てられているメモリー領域外にアプリケーションが書き込みできるようになる恐れがある。この脆弱性を攻撃者に悪用され、アプリケーションの意図する挙動が損なわれる可能性がある。
メモリー安全性の問題にはいくつか種類があるが、ここで知っておくべき重要なポイントは、Googleの推計ではAndroidの脆弱性の90%がこのタイプだということだ。
Rahman氏の発見が本当なら、Androidの次のリリースによってこうした問題が過去のものになる可能性がある。そしてGoogleの推定が正しければ、Androidの脆弱性の90%が解消することも考えられる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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