Appleは先週、新しい「iPhone 14」シリーズを発表し、9月16日の発売に先立ち9日に予約注文を開始した。しかし、Appleに詳しいアナリストのMing-Chi Kuo氏によると、「iPhone 14」と「iPhone 14 Plus」の予約状況は、1世代前の機種よりも低調だという。
「iPhone 14とiPhone 14 Plusは、需要の低迷を反映して発売初日に在庫がある状態になるだろう。現時点で、iPhone 14とiPhone 14 Plusの予約状況は『iPhone SE(第3世代)』と『iPhone 13 mini』よりも悪い」と、Kuo氏米国時間9月12日のブログ記事で述べた。「iPhone 14 Plusは、iPhone 13 miniの代わりとなる製品だ。しかし、この新製品の予約注文状況は予想をはるかに下回っており、Appleの標準モデルに対する製品区分戦略は、2022年は失敗であることを意味する」(同氏)
その結果、iPhone 14とiPhone 14 Plusの11月の予想出荷台数は、数週間のうちに下方修正される可能性があると、同氏は予測している。
これとは対照的に、「iPhone 14 Pro」と「iPhone 14 Pro Max」の出荷予定日が4週間以上先になっているのは、「好調な需要を反映している可能性」があるという。iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの出荷予定日は、予約注文開始から数時間のうちに10月へとずれ込んだ。
Appleにコメントを求めたが、回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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