集英社は8月30日、海外のクリエイター向けの漫画投稿、公開プラットフォーム「MANGA Plus Creators by SHUEISHA(MPC)」を発表した。少年ジャンプ+編集部とMediBangが協業し、同日から開始する。
MPCは、MediBangによるイラスト、漫画投稿、公開プラットフォーム「ART street」の漫画コーナー(英語、スペイン語)をリニューアルし、少年ジャンプ+編集部と共同開発したサービス。サービス提供は引き続きMediBangが務める。
世界中の漫画を描くクリエイターは、自身の作品を自由に投稿、公開可能。対応言語は英語とスペイン語で、いずれかの言語で描かれた作品の投稿のみを受け付けるとしている。
少年ジャンプ+編集部は、「週刊少年ジャンプ」や「少年ジャンプ+」などのグループ作品の最新話を、2019年から日本で発売、配信している。加えて、最大7言語に翻訳して全世界(日本、中国、韓国を除く)で公開する漫画誌アプリ、ウェブサービス「MANGA Plus by SHUEISHA」を運営している。
今回開始するMPCは、MANGA Plus by SHUEISHAの連携サービスという位置付け。MANGA Plus by SHUEISHAアプリからも閲覧できるとしている。
また、「Monthly Awards」と称して、少年ジャンプ+編集部が審査する漫画賞を毎月開催。金賞作品は賞金100万円の授与とMANGA Plus by SHUEISHAの掲載に加え、編集部が日本語に翻訳して少年ジャンプ+で掲載する。
同社では、将来MPCから「ジャンプ」やMANGA Plus by SHUEISHAの連載作家が誕生することを期待しているという。
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