カリフォルニア州に本社を置くJoby Aviationは米国時間5月26日、米連邦航空局(FAA)からPart 135の航空運送事業認可を取得したと発表した。これにより、いわゆる空飛ぶタクシーの商用サービス開始に向けて前進した。同社はこのサービスを2024年に開始したい考えだ。
Part 135の認可は重要なステップだが、全面的な事業運営のためには、同社はさらにType CertificateとProduction Certificateという2つの認可を取得する必要がある。
Jobyはサービスの運営にeVTOL(電動垂直離着陸機)を使用する。同社のeVTOLは、パイロット1名と乗客4名を乗せて、1回のバッテリー充電で最大150マイル(約240km)の距離を最大毎時200マイル(約320km)の速度で飛行する。推力は、6つのローターによって生成され、垂直着陸から水平飛行への移行に合わせて方向転換する。また、非常に静かなはずだ。Jobyによると、米航空宇宙局(NASA)との最近の音響試験で、離着陸時の騒音は65dB以下だったという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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