マッチングアプリを提供するMatch Groupは米国時間5月20日、「Tinder」「Hinge」など同社の人気アプリについて、Googleの決済システムに代わる決済システムを採用しながら、「Google Play」ストアで提供を続けることで同社と暫定的に合意したと発表した。
この合意により、Match Groupのアプリは、Google Play独自の決済システム「Google Play Billing」以外のシステムを採用していることを理由にストアから削除されることはなくなる。Googleは「Google Play Billingの不備」の修正に取り組むという。これには分割払いができないことや、複数の機能をバンドルできないことなどが含まれる。
Match Groupは、同社アプリをGoogleがストアから削除するのを阻止するための仮差し止め命令を求めていたが、Googleから譲歩を得られたことにより、この要求を取り下げた。Match Groupは5月上旬にGoogleを相手取り、Google Playの決済システムの利用とロイヤリティーの支払いを強制しているとして提訴した。
外部の決済手段の利用をめぐる裁判は2023年4月に予定されている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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