バックオフィス向けクラウドサービス「ジンジャー」を提供するjinjerは3月23日、香港を本拠地とするクロスボーダー投資家のTybourne Capital Managementをリードインベスターとして、SBIグループ、その他事業会社、VCを引受先とする第三者割当増資により、約51億円の資金調達を実施したと発表した。
同社の提供するジンジャーは、人事労務・勤怠管理・給与計算・ワークフロー・経費精算・電子契約・ウェブ会議など、バックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービス。バックオフィスに関わるデータをジンジャーに集約することで、1つのデータベースで管理でき、各サービスにおける情報登録や変更の手間を削減可能。
今回調達した資金は、ジンジャーシリーズのプロダクト開発とマーケティング投資のほか、エンジニアやセールスをはじめとした採用活動の強化などへと活用するとしている。
なお、新たな社外取締役として、大和証券元専務取締役の丸尾浩一氏、Tybourne Capital Managementの日本株投資責任者である持田昌幸氏がそれぞれ就任する(持田氏については4月1日に就任予定)。両氏は、ガバナンス面の体制整備もサポートする予定だという。
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