PayPalは米国時間3月5日、ロシアでオンライン決済サービスを停止すると発表した。
最高経営責任者(CEO)のDan Schulman氏は、「PayPalはウクライナの人々を支援し、国際社会と協調して、ウクライナに対するロシアの暴力的な軍事侵攻を非難する」と述べた。
同社の広報担当者は、顧客による出金処理を一定期間は受け付けると補足した。
PayPalは2020年半ばにロシア国内でのサービスを停止したが、ロシアと他国との間の取引は継続していた。今回の発表の数日前には、ロシアにおける新規口座の作成を停止していた。また、PayPalのアカウントを持たない相手の銀行口座にオンライン送金できる国際送金サービス「Xoom」についても、ロシアでの提供を停止する。
クレジットカード大手のMastercardとVisaも先週、制裁対象となっているロシアの銀行との取引を停止すると発表した。両社はさらに、ロシアでの事業を停止すると5日に発表した。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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