Spotifyは米国時間1月6日、ポッドキャスト中に表示される新しい種類の広告フォーマット「call-to-ation(CTA)」カードを米国で提供開始した。これによってポッドキャスト配信者は、限定特典をリスナーに紹介したいときに、URLやクーポンコードを1文字ずつ読み上げる必要がなくなる。
この広告カードは、Spotifyのポッドキャスト広告を初めてインタラクティブにするものだ。ポッドキャストはかつて長い間ダウンロードを前提としており、デバイスに保存した後は変更不可能だった。しかし、Spotifyはこの数年間、ポッドキャストなど音楽以外のオーディオに注力する中で、より柔軟性に優れた、さまざまな種類の広告に取り組んできた。それらはダウンロードではなくストリーミングの一部だからだ。新しい広告カードは、Spotifyのポッドキャスト広告を、聞けるだけでなく見えてクリックできるものへと拡張する。
CTAカードは、広告の再生が始まるとすぐSpotifyのアプリに表示される。カードには視覚的なバナーが表示され、クリック可能であるため、ポッドキャスト配信者はプロモーションコードや特別なウェブアドレスを復唱する必要がなく、リスナーも苦労してそれを覚える必要がなくなる。その後もSpotifyアプリを使い続けると、同じCTAカードが再び表示される。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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