ミクシィは1月4日、コーポレートブランドのリニューアルを発表した。企業理念やロゴの変更などを行い、4月から順次運用を開始する。
同社はSNS「mixi」やスマートフォンゲーム「モンスターストライク」などを通じ、友人や家族などと一緒に楽しめるサービスを提供してきた。近年ではスポーツ領域にも参入しており、サービス全体を通じ「いかに心や感情を通い合わせるか」を追求し、独自の付加価値を提供しているのがミクシィであるとの思いに至り、コーポレートブランドのリニューアルを決めたと説明する。
今回のコーポレートブランドのリニューアルでは、企業理念をアップデートし最上位概念にパーパスを制定したほか、ブランドロゴなども変更する。
新しいブランドロゴでは、大文字を採用。太く、堂々としたボールド書体で、「世界のコミュニケーションインフラとしての信頼感、安定感、普遍性、リーディングカンパニーとしての存在感を表現」したという。
また、ロゴ下部には、MIXIの「I」と同じエレメントを90度回転した赤とオレンジのアンダーバーを配置した。ミクシィのネーミングの由来である「人(I)が交流する(MIX)」という意味を深化させたもの」という。熱い感情(赤)と温かい感情(オレンジ)という2色のエモーションを持ち、それらのエモーションを友人や家族とコミュニケーションすることで、ユーザーがより豊かな生活を過ごすために開発、経営を行っていく決意を表したものだという。
これらのデザインは、サービスをセグメンテーションする「エモーションロゴ」にも採用された。デジタルエンターテインメント事業やスポーツ事業領域のサービスを中心に使用する、アドレナリンを表現した「ミクシィ・レッド」と、ライフスタイル事業領域のサービスを中心に使用する、温かいつながりを表現した「ミクシィ・オレンジ」の2つ。
同社は「ロゴを起点に、ミクシィが大切にしてきた「コミュニケーション」に加え、より強く「エモーション」を意識し、掛け合わせていくことで、より熱いつながりや、より温かなつながりを発明していきたい」とコメントしている。
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