Appleは米国時間11月9日、製薬大手Johnson & Johnsonのトップを務めるAlex Gorsky氏を取締役に選任したと発表した。同氏はJohnson & Johnsonで2012年から会長兼最高経営責任者(CEO)の職にある。
AppleのCEOであるTim Cook氏はプレスリリースで次のように述べた。「Alexは以前からヘルスケア分野におけるビジョナリーであり、その卓越した洞察力、経験、そしてテクノロジーへの情熱を注いで、人々の生活を改善し、より健康なコミュニティーを築くという大義の実現に力を尽くしてきた」
この分野におけるApple最大の貢献は「ヘルスケア」アプリだ。このアプリはアクティビティー、睡眠、栄養、マインドフルネスなどのスコアがダッシュボードに表示され、「iPhone」や「Apple Watch」の間でデータの同期も可能だ。
Appleでは、ヘルスケア事業のサービスを拡大し、医師によるプライマリーケア(一次診療)を提供する計画が進行中だったが、この計画は今夏に頓挫し、代わってApple Watchなどのデバイスの販売に軸足を移したようだと伝えられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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