hacomonoは9月24日、入会・予約・決済を利用者の端末で完結できる会員管理システム「hacomono」について、予約機能を大幅アップデートしたと発表した。
hacomonoは、リアル店舗における予約・決済や入会手続きについて、利用者自身のPCやスマートフォンなどを利用してオンラインで完結できるシステム。2019年3月にサービスを開始し、これまでに大手フィットネスクラブを中心に750店舗以上が導入しているという。
昨今、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、非対面運営が課題となるフィットネスクラブやスクールでの導入が急増。ただし、これまでの予約機能は、スタジオ向け予約機能(複数人レッスン対応)となっており、パーソナルジムやエステなど、1対1による対面型店舗における予約機能では機能面でギャップがあったと説明する。
今回のアップデートでは、パーソナルジムやエステ、整体院・整骨院など1対1での対面型店舗でも利用しやすい予約機能へと大幅に変更した。具体的には、複数人レッスンの予約機能に加えて、1対1のパーソナルトレーニングや、エステの施術に適した予約機能を搭載。1対1向け予約では、トレーナーの指名にも対応。スタッフ選択(トレーナーやエステシャン選択)の後、空き予約から日時の選択が可能となっている。
また、PCのみ対応していた管理サイトが、タブレットやスマートフォンでも利用できるようになった。インストラクターやコーチ、フロントスタッフは、自身のスマートフォンで管理サイトを閲覧・操作できるようになる。
加えて、女性専用月謝プラン、女性専用レッスン、Under25の月謝プランなど、年齢や性別を制限した月謝プランやレッスン制限に対応した。これにより、会員ターゲットを絞ったビジネス戦略が可能になるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス