Adobeは米国時間6月8日、Appleの「M1」プロセッサーを搭載する「Mac」にネイティブ対応する、「Lightroom Classic」の初めてのバージョンをリリースした。電力消費効率の高いAppleのハードウェアをさらに有効活用したいフォトグラファーにとって、うれしいニュースだ。
新しいLightroom Classicに追加された主要な新機能は、Adobeの「スーパー解像度」技術によって写真サイズを4倍に拡大できるというもの。3月に「Photoshop」で初めて提供されたこの機能を使えば、遠くの物体にズームインしたり、より大きなサイズで写真を印刷したりできる。この機能はLightroomのすべてのバージョンで提供されているが、M1搭載Mac上では、Appleが自社製プロセッサーに組み込んだ、AIアクセラレーションの「Neural Engine」回路が活用されているため、特に高速化されている。
Adobeは、Appleの2021年の開発者会議WWDCで、M1に対する自社の取り組みを発表した。Appleが2年計画でIntelチップから自社製チップへの移行を進める中で、M1搭載Macに合わせたソフトウェアの改良は、開発者らの注目の的となっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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