NTTドコモは5月27日、日本酒の販売拡大を目的とした基本合意書を山形県酒類卸、塩川酒造、尾畑酒造、増田德兵衞商店、西山酒造場および、Fun Japan Communicationsと締結したと発表した。
これに伴い、Fun Japan Communicationsが海外向け日本酒越境ECサイト「Seek the Story of Sake」の香港版、シンガポール版(対応言語:英語・繁体字、対応通貨:HKD・SGD・NTD)を5月27日より提供を開始する。
なお、同サイトにおいて、同社は強みである海外の接点を生かした企画やプロモーションなどを実施する。また、日本酒の販売は各酒造会社が担当。酒造会社が直送することで、新鮮な日本酒を約1〜2週間で海外の購入者へと届くようにしている。
加えて、日本酒を販売する各酒造会社における「酒づくりへの思いや背景」や、プロ目線で選ぶ珠玉の商品紹介など、さまざまな角度から嗜好に合ったおすすめの日本酒を紹介・提供していく。
日本酒を提供するのは、山形県酒類卸、塩川酒造、尾畑酒造、増田德兵衞商店、西山酒造場の17銘柄(山形県酒類卸経由で出羽桜酒造、六歌仙、和田酒造、錦爛酒造、米鶴酒造、鯉川酒造の日本酒も提供)となるが、対応する日本酒も順次拡大を予定。
まずは、香港・シンガポール・台湾(準備が整い次第販売開始)の対象国・地域向けに日本酒の販売を開始(開始当初は日本からの購入は不可)。今後は、対象エリアの拡大を進め、日本酒にあう食品や酒器、地域の産品などの商品展開も予定する。
また、ライブコマースなどの販売手法を採用することで、海外の購入希望者と酒造会社がダイレクトにコミュニケーションできる場も提供するという。
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