AppleはiPad Proの新型モデルを2種類発表するとみられている。12.9インチモデルと11インチモデルだ。Bloombergによると、新型iPad Proは、現在のiPad Proと同じようなデザインになるが、USB-Cポートの代わりに「Thunderbolt」ポートが搭載される可能性があるという。
12.9インチモデルには、iPadとして初めて、より鮮明なコントラストと、全体的により明るい画像を表示できるミニLEDディスプレイが搭載される見通しだ。Bloombergの別の報道によると、Appleのサプライヤーは新型iPad Pro向けに十分な量のミニLEDパネルを製造するのに苦戦しており、12.9インチモデルは発売時に数が不足する可能性があるという。
新しいディスプレイとThunderboltへの切り替えに加えて、2021年のiPad Proには、Apple独自の「M1」と同等のプロセッサーや、改良されたカメラも搭載される見通しだ。
iPad Proのハードウェアが刷新されるので、より高速なプロセッサーとThunderboltを活用するiPadOS 14.5の機能がさらに発表されるかもしれない。
Apple TVはアップデートを切実に必要としている。ソフトウェアのアップデートだけでなく、新しいハードウェアも必要だ。Appleが「Apple TV 4K」を発売してからすでに3年半が経過しており、現在では、Apple TV 4Kは性能不足の高価な製品という位置付けになっている。
最新のプロセッサーと新しいリモコンだけでなく、「Apple Arcade」向けゲームコントローラーも備えるかもしれない、強力なApple TVの発表がうわさされている。
iOS 14.5のベータ版では、120Hzのサポートを示唆する証跡も見つかっている。Apple TVはアクセサリーとデバイスの連携を保つ「HomeKit」のハブとして機能するので、新型Apple TVに通信規格「Thread」のサポートが組み込まれ、自動化を向上させる超広帯域無線(UWB)対応「U1」チップが搭載されたら便利になるだろう。
Appleが、Apple TVに関して何らかの発表を予定しているのであれば、その具体的な答えは、発表の日まで待って確かめるしかない。
AppleのAirTagについては、2年近く前からうわさが流れているが、まだ実現していない。この「Tile」風のデバイスは、鍵や財布、さらにはペットなど、日常のさまざまなものに取り付けることができる。それから、Appleデバイスの「探す」アプリを使用して、AirTagを取り付けたものを見つけたり、紛失したものとしてマークしたりすることが可能だ。デバイスが、紛失したものとしてマークされると、Appleはクラウドソーシングによって、デバイスがどこにあるのかを特定する。具体的には、他のAppleデバイス群を使用して、紛失したデバイスのBluetooth信号を匿名で割り出し、現在の場所のアラートをユーザーに送信する。
Appleは先週、「探す」ネットワークのサードパーティーのサポートを発表し、他社製品が同サービスと連携できるようにした。Belkinは、「探す」アプリで追跡できるワイヤレスイヤホンを発表。また、Chipoloの「ONE Spot」トラッカーやVanMoofの2種類の新型電動自転車も新しい「探す」プラットフォームと連携する。
このネットワークが本格的に提供開始されたことを考えると、AppleはAirTagを発表して、すぐに提供を開始するのではないだろうか。
とはいえ、これほど長い間待たされたことを考えると、Appleが6月のWWDCまでAirTagを発表しない可能性もある。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手