みずほ銀行は3月1日、2月28日午前より発生したシステム不具合について、一部のATMを除いて復旧が完了したと発表した。
28日のシステム障害では、ATMや「みずほダイレクト」でエラーが発生。特にATMでは、キャッシュカードを読み込んだまま返却されずに利用できなくなるなど、多くのユーザーに影響を及ぼした。
その後、ATM・通帳繰越機は、機器を再起動した店舗から順次復旧。支店などの有人店舗はすべて稼働しており、店舗外ATMも順次作業員を派遣している状況という。1日にはすべての拠点で10時までにサービスを再開しているが、一部ATMに限り現在も復旧中。
また、みずほダイレクトでは、サービスを停止していた定期預金、グローバル口座サービスも1日0時に復旧。すでに利用可能な状況という。
ATMにキャッシュカードや通帳などが取り込まれたユーザーについては、後日同行より返却するという(他行キャッシュカードは、当該する銀行経由で返却)。同行では、代替手段としてイオン銀行、イーネット(ファミリーマート等に設置)、セブン銀行、ローソン銀行のATMを利用するように案内していたが、これらコンビニATM利用時に発生した手数料などについては、取引店かサポートまで問い合わせるよう告知している。
なお、同行では不具合の原因について、定期預金取引のデータ移行作業にて障害が発生したものと説明している。
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