Googleは米国時間12月18日、米国の従業員が新型コロナウイルスのPCR検査を自宅で無料で受けられるようにすることを明らかにした。同社は従業員に対する福利厚生が手厚いことで知られている。
同社はアトランタを拠点とするヘルスケアベンダーBioIQと提携し、検査キットを配布する。従業員が毎週、検査を受けられるほか、インターンも対象になるという。プログラムは当面、米国の従業員9万人を対象とするが、2021年には世界的に規模を拡大する計画だと広報担当者は述べた。
従業員はBioIQのウェブサイトで検査キットを申し込むことができる。受け取ったPCR検査キットで鼻から検体を採取し、検査施設に郵送する。Googleによると、検査は推奨されるが、必須ではないという。The Wall Street Journalがいち早く報じていた。
米国では先週、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。
Googleは、構内で食事やジムサービスを無料提供するなど、現在ではシリコンバレーで標準となった複数の福利厚生を最初に取り入れた企業の1社だ。最高経営責任者(CEO)のSundar Pichai氏は5月、スタンディングデスクやエルゴノミックチェアなど、ホームオフィス環境を整えるための設備や家具の費用として、最大1000ドル(約10万4000円)を従業員に支給することを明らかにしている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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