フードデリバリーサービスを展開するDoorDashは米国時間11月30日、米証券取引委員会(SEC)に提出した新たな文書の中で、まもなく実施する新規株式公開(IPO)に関する詳細を明らかにした。同社は1株あたり75~85ドルで3300万株を売り出す計画で、資金調達額は最大28億ドル(約2900億円)に達する見通し。また同社の評価額は300億ドル(約3兆1000億円)弱に達する可能性がある。
新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中の人々が外出を控えて自宅で過ごすようになる中、DoorDashはこの数カ月間で業績を大きく伸ばしている。レストランに出かけるのを避けてDoorDashのプラットフォームで食事の宅配を注文する、多数の顧客を獲得した。
同社は、11月中旬にSECに提出したS-1書類の中で、9月30日までの9カ月間の売上高が19億ドル(約2000億円)で、前年同期間の5億8700万ドル(約610億円)から増加したと報告している。
同社はニューヨーク証券取引所(NYSE)にティッカーシンボル「DASH」で上場する予定だ。取引は12月中旬に始まる見通しとなっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス