メッセージングアプリ「Snapchat」を提供するSnapは米国時間11月23日、動画関連の新機能「Spotlight」を発表した。この新機能によって、「TikTok」やInstagramの「Reels」(これもTikTokに対抗する機能)など他のソーシャル動画アプリや機能に対抗することになる。
Spotlightに投稿されるスナップは、60秒後に自動消滅する縦長動画でなければならず、静止画の写真や横長の動画は投稿できない。また、Snapchatのコミュニテイーガイドラインに従う必要がある。Snapによると、Spotlightは楽しく前向きな体験を想定したものであり、ニュースや「過度に政治的な」コンテンツを投稿する場ではないという。Spotlightを発表するために公開された30秒間の動画は、TikTokの動画にそっくりな短尺動画となっている。
Snapは、この新機能の提供開始にあたり、Spotlightに動画を投稿したトップクリエイターに、毎日100万ドル(約1億500万円)を分配するという。この報奨プログラムを少なくとも2020年末まで続けるとしている。
Spotlightは、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国、アイルランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランスで提供されており、その他の国でも「まもなく提供開始する」という。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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