JOLEDは6月19日、中国ハイテク企業TCL Tech傘下のディスプレイパネルメーカー、TCL華星光電技術と資本業務提携契約を締結したと発表した。
華星光電日本を引受先とする第三者割当増資により200億円を調達し、独自の印刷方式有機ELディスプレイ製造技術を活用したテレビ向け大型有機ELディスプレイの共同開発を開始する。
RGB印刷方式有機ELディスプレイは、高コントラストで、色再現性や高速応答性に優れていることが特徴。薄型・軽量、曲げられるフレキシブル性などの長所を併せ持つ。有機EL材料を印刷により塗布、形成するため、生産工程がシンプルで多様な画面サイズに対応が可能だ。
TCL華星光電技術は、テレビとモバイル向けディスプレイパネルにおける世界第2位のパネルメーカーになる。
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