メッセージアプリを提供するWhatsAppは米国時間6月15日、電子決済機能をブラジルで提供することをブログで発表した。この機能は、親会社のFacebookが2019年11月に発表したオンライン決済サービス「Facebook Pay」を利用する。
WhatsAppによると、同アプリでFacebook Payを利用できるようにする目的は、人々が同アプリを通じて安全かつ簡単に送金できるようにすることだという。この決済機能では不正な取引を防止するため、特別な6桁のPINコードを入力するか指紋をスキャンすることが求められる。
消費者がこの機能を使って送金や購入を行うのは無料だが、企業が消費者から代金を受け取る場合には手数料がかかるという。
同社はこの機能を15日からブラジルで提供し、今後より多くの国に展開していきたい考えだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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