ポルシェジャパンは、同社初のフル電気自動車(EV)「Taycan(タイカン)」などを持つ同社製EVオーナー向けとして、日本全国で独自のEV充電ネットワークを展開すると発表した。
設置する充電器はCHAdeMO対応で、出力150kWの急速充電器「ポルシェ ターボチャージャー」と、出力8kWの「ポルシェ モバイル チャージャー」の2種類。バッテリ容量71.0kWhの「タイカン4S」を充電する場合、ターボチャージャーなら24分、モバイルチャージャーなら約9時間で80%まで充電できるという。
全国展開の一環として、ポルシェジャパンは都市型の充電ステーション「ポルシェ ターボチャージング ステーション」を、東京と名古屋、大阪に設置していく。各ステーションには、2基のターボチャージャーなどを備える。2020年中に運用開始する予定のステーションは、以下のとおり。
●東京:
●名古屋:
●大阪:
また、全国各地のポルシェ販売店にもターボチャージャーを設置する予定。さらに、ホテルやゴルフ場などにも「ポルシェ デスティネーション チャージング ステーション」の設置を計画している。
なお、ポルシェジャパンは、タイカン4Sに加え「タイカンターボ」「タイカンターボS」の3モデルについて、国内販売価格を明らかにした。税込み希望小売価格は、タイカン4Sが1448万1000円、タイカンターボが2023万1000円、タイカンターボSが2454万1000円。
Taycanの紹介ビデオ(出典:Porsche/YouTube)
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