Facebookは米国時間5月26日、仮想通貨「Libra」を管理するデジタルウォレットの名称を、これまでの「Calibra」から「Novi」に変更すると発表した。改称に伴い、ウォレットのロゴデザインも変更した。従来のロゴデザインは、オンライン銀行の新興企業Currentのロゴに似ているとして物議を醸していた。また、このデジタルウォレット開発のために設立されたFacebookの子会社の名称も、Novi Financialに改めた。
Facebookは発表の中で次のように述べた。「Noviは、ラテン語の『novus』(新しい)と『via』(道)から着想を得た。(中略)Noviの新たなビジュアルアイデンティティーとデザインは、デジタル通貨の流動的な動きを表している。また、Libraネットワークへのわれわれのコミットメントを強調するため、ブランドロゴの中にLibraのアイコンを含めた」
Facebookは、24時間365日対応可能なチャットベースの顧客サービスを約束するとともに、すべてのNovi顧客は政府発行のIDを使って認証され、「アプリ全体に詐欺防止策が組み込まれる」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」