unerryは、全国約2万8000店のスーパーやドラッグストアなどのお店やその周辺について、曜日・時間帯別混雑傾向を調べることができる無料サイト「お買物混雑マップ Powered by Beacon Bank」を、5月7日に公開した。
同社が運営しているリアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を活用。約6000万ダウンロードされているスマートフォンアプリの位置情報をベースに、人流ビッグデータをAIで解析。お店近辺約100mの混雑状況を調査している。
混雑の基準は店舗エリアごとに設定され、直近4週間のなかで最も混雑している1時間あたりの人数を基準とし、時間帯ごとに「いつもより空いている」、「通常程度」、「通常より混雑」に分類している。なお、店舗ごとの営業状況は事態に応じて変更の可能性があり、周辺の混雑状況も加味しているため、営業外の時間も表示されているという。
同社では、消費者が身近な店舗近辺における、通常より混んでいる曜日・時間帯の傾向を知ることで行動が分散され、ウイルス感染拡大の抑止に貢献することを狙いにしているという。今後、人流変化などに合わせた機能向上を継続的に図っていくとともに、賛同するメディアに対するデータ提供を推進するという。第1弾としてスマートフォンアプリ「グノシー」へ提供を行い、近日中に本機能が利用できるようになるという。
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