playgroundは4月6日、ライブ配信チケットならびに、公式グッズの自社EC構築サービス「MOALA Live Store」の提供を開始すると発表した。
これは、playground が提供する各種サービスと、ECプラットフォーム「Shopify」を連携し、スポーツやエンタメの自社ブランドECサイトを、playgroundが構築・提供するサービス。オンラインライブの配信チケット(有償/無償)や、公式グッズなどをひとつのウェブサイトで販売できるため、「ライブ配信を公式グッズ片手に自宅で応援する」という、オンライン時代のライブ参戦スタイルを提供できるようになるという。
構築する公式サイトはオーナー独自で新たに発行する「自社 ID」で運営されるため、取得したメールアドレスやファンのデータを自社に蓄積できるため、イベント再開後に、無償ライブ視聴者に次のライブをお知らせするなど、自粛下の活動を無駄にすることなく、次の活動へ有効活用できるようになるとしている。
同社では、新型コロナウイルスの感染拡大などの状況において、エンタメ業界は物理的に集まることなくライブ体験を提供するために、無観客ライブの配信や投げ銭、ECプラットフォーム上でのグッズ販売といった試みが行われ始めているという。一方で、現状の施策では、「無観客ライブで多くの人に観てもらえても次に繋がらない」、「投げ銭を導入しても数万円しか貰えない」といった課題があり、急場しのぎの域は抜けられていないと指摘。このような背景からサービスを開発したとしている。
料金は初期構築費用が50万円から、グッズ販売手数料は4.3%から、ライブ配信チケット販売手数料は10%から。月売上100万円以下の場合は、月額8500円。なお、4月30日までの期間、5社限定で初期構築0円キャンペーンも実施するとしている。
【4月7日追記】記事初出時から、プレスリリースにおける料金に表記漏れがあったため、追記いたしました。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス