世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大を抑え、患者数が病院の受け入れ能力を超えて医療崩壊が起きることがないよう、多くの人が互いに距離を置き、屋内にとどまっている。そのような状況下で連絡を取り合うために、「Facebook」や傘下の「WhatsApp」「Instagram」などのソーシャルネットワークを利用する人が増えている。ビジネス向けチャットアプリとして高い人気を誇る「Slack」や、競合の「Microsoft Teams」も、在宅勤務中に同僚とのつながりを維持したいと考える、多くの新規ユーザーを獲得している。
Microsoftによると、ビデオチャットおよび通話アプリ「Skype」も利用者数が急増している。Skypeを毎日利用するユーザーの数は、わずか1カ月で70%増加し、現時点で4000万人に達していると同社は説明した。Skype同士での通話時間も220%増加したという。過去6カ月間のアクティブユーザー数は2億人に及んだと同社は述べた。
Microsoftの検索、デバイス、「モダンライフ」イニシアチブ統括バイスプレジデントのYusuf Mehdi氏は、Skypeに最近導入された新機能「Meet Now」についても触れた。Meet Nowでは簡単にビデオ会議を開始することができる。
この最新データは、新型コロナウイルスによって世界中で日常生活が一変する中で、人々がどれだけテクノロジーに頼っているかを如実に物語っている。政府は外出禁止令を発令しており、膨大な数の人が学校や職場に行けず自宅で待機している。人々は連絡を取り合うために、「Zoom」「WhatsApp」、Appleの「FaceTime」「Microsoft Teams」「Skype」などのビデオチャットアプリを利用するようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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