コミュニケーションサービスを手がけるEdelmanのレポートによると、テクノロジーへの信頼は大半の市場で低下した一方、IT業界の規制に対する一般の支持が上昇しているという。米国時間2月25日に公開された同レポートによると、テクノロジーに対する信頼は対象国の平均で前年から4ポイント下がり、米国では7ポイント、オーストラリアでは6ポイント低下。日本では2ポイント上昇した。
全回答者の61%が、テクノロジーのペースが速すぎることや、政府がテクノロジーを十分に理解して規制していないことを心配しているとした。また66%は、テクノロジーにより、見ているものや聞いているものが真実なのかどうかを把握できなくなることを心配していると回答した。
Edelmanのレポートでは、こうした信頼の低下は、IT企業がテクノロジーの潜在的なマイナス面に関して透明性を保つことの重要性を浮き彫りにしていることを示唆している。回答者の54%は、IT企業が潜在的なマイナス面を伝えるなら、新興技術への信頼性は向上すると述べた。
このレポートは、世界の28の国と地域で、3万4000人以上に実施したアンケート調査をまとめたものだ。レポート全文はEdelmanのウェブサイトで閲覧できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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